君と別れるための5つの条件
第4章 過去
「え、どうしたんですか⁉︎」
今まで組み敷かれて喘いでいた桃李の突然の行動に翔太は少し混乱する
「俺が自分でほぐすから……ん、ちゅ……くちゅ、ふぁ」
自分の指を舐めたり含んだりして濡らしていく
十分に濡らし終えると今度は指に付いた唾液を後ろの穴に塗りつけ、指を一本入れて中を広げていく
「ん、はっ……あ……あ、んんっ‼︎」
桃李の口からひときわ甘い声が上がり、ガクッと体制が崩れ、翔太の顔の隣に手をつく
桃李は近くなった翔太の顔を見ると大きく顔を歪める
……と言っても、快楽に溺れたトロンとした表情が変わるわけでもなく、翔太の目にはさらに可愛く映る
「ん、見ないで、ぁ、下さい……」
空いている方の手で翔太の目を隠す
後ろの穴に入れた指の数を増やす
「……見ないで、下さい……はっ、あ……ん」
さらに指の数を増やす
久しぶりなのに急いで増やしすぎた指が痛みを生む
「いっ……可愛いい、女の子でも想像、っ、してて、んっ、下さい……」