君と別れるための5つの条件
第4章 過去
「きついですか?」
遠慮がちに指が桃李の中を押し広げるように奥へと進んでくる
「ん、はぁ……だい、じょうぶっ、です……うっ、ん」
桃李の言葉は嘘では無いようでものは張り詰め、先端からは蜜がとめどなく溢れ出ている
「指、もう一本増やしますね」
「そんなに、ん、ゆっくりしなくていい……ぁ、さっき自分でしたから……ああ‼︎」
翔太の指がお腹側のある一点をかすめると一際大きな声があがる
「ここがいいんですか?」
翔太はさっきかすめた少し盛り上がったところをもう一度刺激する
また喘ぎ声が大きくなり、腰を反って、手はシーツを力一杯握って快感に耐えている
後ろに入った指ももう3本になっている
「も……指、いぃ、から……あっ、挿れ、て……ふぅ、ん」
与え続けられる快感にのまれ、恥ずかしいのにそんな言葉が出てしまう
生理的な涙で歪んだ視界に、興奮したオスの顔をした翔太が見える