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腐男子恋愛物語

第2章 ~腐男子同士の親睦~

「明人じゃん」

「この子が、話してた後輩君か?」

信彦君と隆君が、注文した料理を運びながら、こっちに歩いて来た。

「うん、そうだよ
護君、この2人は僕と同じクラスの友達で木佐信彦君と、小野寺隆君だよ」

「俺、犬飼護って言います♪
よろしくお願いします!」

座ったままお辞儀をしながら、信彦君と隆君に自己紹介をする護君。

「元気良いな~
俺は、木佐信彦だ
よろしくな」

「俺は、小野寺隆だよ
よろしくね」

自己紹介が終わり、信彦君と隆君はお互いを見て頷き合う。

「それじゃあ、俺達はあっちの方で食べて来るよ」

「明人、護またね~」

2人は、僕と護君に挨拶して向こうに歩いて行った。

きっと、僕に気を遣ってくれたんだね。

「そういえば、護君このあとどうするの?」

護君に、昼飯後の予定を聞く。

「部屋で少し休憩してから、この辺を歩き回るつもりっす
周辺の土地とか店とか、何があるか早く覚えたいので」

なるほどな、よし!

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