腹黒ドS王子の愛する人Another
第1章 慧×桃史の場合
「あんっ!!無理よっ、イッたばっか....!!」
「大丈夫だって、やさしくするから。ね?」
そんな俺の言葉に顔を赤らめてメスの部分を全てさらけ出して乱れるしたたかな獣。
「イクっ!!!」
そう叫ぶとまた女の体が弓のようにしなって絶頂に達した。
興奮も何もない。
気持ちのこもってない甘い言葉ばかりを囁いて、それに溺れる哀れなヤツ。
何度も奥まで突かれて意識がとんだのであろうしたの女を俺は蔑むように見てまた舌打ちをこぼした。
「ちっ、気持ち悪りぃ。」
さっきのキスの感触を拭うように俺は乱暴に腕で唇を拭うと眠る女もそのままに風呂場へ入った。