無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

シャワーの取っ手を握ってあたしのあそこに近づける。



「……ひゃあっ!」




シャワーのお湯があそこに勢い良くかかり、それが刺激になる。



それなのに。



また指をいれられる。



ずちゃっ、ずちゃっ。



あたしのあそこのなかの体液を、掻き出すような指の動き。



外壁からすみずみに、ぐるりと指を回しながらシャワーをあてている。



「んんっ……!」



これって……。



洗ってるんだ……。



やっとそれに気づく。




自分の服も濡れるのに構わずに……。




あたしのあそこのなかを洗ってくれている……。




優しい手つき。




目頭が熱くなった。




「ごめんなさい……、柊ちゃん……」




「どうして謝るの？」




「だってあたし……海斗と……」




そこまで言った瞬間、また、抱き抱えられて、お風呂のバスタブの中にいれられてしまう。



ザバーン、お湯から顔を出すと、柊斗が服を脱いでいた。



「えっ、柊ちゃんっ？」



シャワーを軽く浴びて、バスタブの中に入ってくる。



「久しぶりだよね？」




お湯の中で抱き寄せられて、柊斗の膝の上に乗っかる。



背中に柊斗の胸板が、ぴったりくっついている。




それはいいけどっ。




それよりも。




あたしのお尻の真下に、堅いのがあたるっ、これってたぶん……。



柊ちゃんのおちんちんと、たまたまだよぉ……。



感触が気になって、少しお尻をずらしちゃう。




「もしかして、煽ってるの？」



後ろから抱きしめられ、あたしの耳元に唇を寄せられる。



ひゃあっ、耳がぞくりとした。



つんっ、お尻にあたる。



またずらしちゃう。




「葵ちゃん?……もういれたいの？」




「違うよっ」




焦って、否定する。



熱さのせいで、顔が赤くなってるのを感じる。



柊ちゃんの滑らかな肌と体温、なんだか安心する。



その広い胸に思わず頬擦りして、幸せを噛み締める。



安心する……。




「やっぱり、煽ってるの？」




すぐ目の前に柊斗の綺麗な顔立ち、大きめな薄茶の瞳が輝く。



綺麗な瞳。