Everlasting Love
第8章 入学式
光樹「聖輝!」
聖輝「光樹くん!待たせてごめんね…」
光樹「ええよ。で?どうやった?」
聖輝「うん、出席代わりの課題を提出したらいいって言ってくれた!」
光樹「おっ、よかったやん。」
聖輝「うん…ここまで面倒見てくれるとは思わなかった…」
光樹「そりゃあお前が特待生やからやろ!普通の学生やったら放ったらかしにされとるわ。」
聖輝「はぁ…一生懸命勉強してよかった…」
光樹「せやな。」
聖輝「あっ、光樹くん。この後は何か予定ある?」
光樹「いや、特にないで。」
聖輝「じゃあ今から僕の家に来ない?」
光樹「いいん?じゃあお邪魔しよっかな。」
聖輝「うん!」
光樹「お邪魔しまーす。」
聖輝「どうぞ。」
光樹「うわっ、ぬいぐるみ多いなぁ…」
聖輝「えへへっ、ぬいぐるみあると落ち着くんだぁ〜」
光樹「あっ、このカエル!お前の部屋にあったやつちゃうん?」
聖輝「うん!カエルのケロちゃん!家から連れて来たの。」
光樹「もしかして…これ抱いて寝てるん?」
聖輝「うん。」
光樹「ハァ…お前なぁ…可愛すぎやろ。」
聖輝「えっ?そうかな…」
光樹「うわ…無自覚かよ…」
聖輝「でもさぁ…一人暮らしって面白いよね。」
光樹「なんで?」
聖輝「だって、この部屋を自分好みにすることができるんだよ?面白くない?」
光樹「あぁ…確かになぁ…好きなように家具置いたり飾り付けしたり出来るもんな。」
聖輝「うんうん!ワクワクしちゃう!」
光樹「でもさ、お前…夜は大丈夫なん?」
聖輝「へっ?夜?」
光樹「夜泣きとかしてへんの?」
聖輝「夜泣き?!もぉっ!!僕赤ちゃんじゃないもん!!」
光樹「あはははっ!!冗談やって!」
聖輝「もぉ…」
光樹「あはははっ!本間聖輝って可愛いわ〜」
聖輝「言われても嬉しくないもん!」
光樹「はいはい。ごめんって!」
〜♪♪♪
光樹「聖輝、鳴ってるで。」
聖輝「うん。」
誰からだろう…
聖輝「あっ…!!」