
Everlasting Love
第9章 甘い一時
相葉「そういえばさ、涼野くんって松潤が好きなの?」
聖輝「えっ?!どっどうして…ですか…?」
相葉「いや、この間ドラマ撮影の合間に雑誌見てたら、涼野くんの特集があって、それを読んでたら会いたい芸能人は松潤って載ってたから…」
聖輝「はっ…!?」
あっあれ…そのまんま記事にされちゃったんだ…どっどうしよう…恥ずかし過ぎる…!!
聖輝「えと…あっあの!そっその雑誌って…松じゅ…じゃなくて、松本…さんは…読んでいるんでしょうか…?」
相葉「松潤?どうだろうね〜。雑誌は読む人なんだけど…」
聖輝「そっそうですか…」
相葉「…ねぇ!松潤としゃべる?」
聖輝「えっ…?」
相葉「せっかくだし、直接じゃなくても電話で話すってのはどうかなって思って!」
聖輝「いっいやいやいや!そっそんな!きゅっ急に…ダメですよ!!まっ…松本さんだって…忙しいだろうし…」
相葉「大丈夫だって!電話してみるね!」
聖輝「あっ相葉さん!!」
相葉「松潤出るかなぁ?」
聖輝「あっ…あっ…」
ダメ…お願い…出ないで…!!
相葉「……あっ。」
聖輝「!?」
相葉「何だよ〜留守電かよ〜」
聖輝「はっはぁぁ〜…」
よかったぁ…さすが松潤…空気読んでくれる神様だ…
相葉「残念だったね。」
聖輝「そっ…そうですね…」
全然残念じゃないよ!
むしろ出なくてよかった…
相葉「あっ。もうこんな時間だ。俺そろそろ帰るね。」
聖輝「あっ、はい!今日はありがとうございました!」
相葉「ううん!こちらこそありがとね〜!」
聖輝「気をつけて帰ってくださいね。」
相葉「うん!じゃあまた連絡するね!」
聖輝「はい!待ってます。」
相葉「……あっそうだ。涼野くん!」
聖輝「はい。何です……?!」
僕は一瞬何が起こったのか分からなかった。
僕…今…
キスされてる…?
