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Everlasting Love

第9章 甘い一時



相葉「…ふふ。またね。」


聖輝「あっ……」


僕に微笑んだ相葉ちゃんは僕の家を出て行った。


聖輝「…いっ今……キス…された…?」

どっどうして…?
どうしてキスされたの…?!

聖輝「えっ…えっ?なっ何で…?うわっ…はっ恥ずかしい!!」

しかも…男同士でキスって…あり得ないよ!!

聖輝「うっうわぁ…恥ずかし過ぎる…!!」

僕は真っ赤になった顔を手で覆い隠し、しばらくその場から動けなかった。




聖輝「分からない…相葉さんって…何考えているのか全く分からない!」


相葉ちゃんってテレビで見ると時々変な発言や行動することもあるよね…
あっ!もしかして…天然な部分が出たのかな…?
いや、でも…天然だからといって…キスするかなぁ…?
うぅ…こんなこと誰にも相談できないし…どうしよう…


〜♪♪


聖輝「んっ?」


相葉『今日はありがと〜!すっげぇ楽しかった(^O^)今日いっぱいエネルギー貰ったから明日の仕事バリバリ頑張れそう!また今度どっか遊びに行こうねo(*>▽<*)o♪』


聖輝「あっ…相葉さん…」

どうしよう…さっきのことを思い出すと変にドキドキする…

〜♪♪


聖輝「あれ?また相葉さん?」


相葉『ぴーえす。これ、松潤の番号。もしよかったら電話してみてね!』


聖輝「なっ?!」


相葉ちゃんからの文章の最後に、松潤の携帯番号が載っていた。


聖輝「どっどうしよう…!!でも…いきなりかけると迷惑だし…」

それだけじゃない…芸能人だったら知らない番号からかかってきたら尚更恐怖を感じると思う…
現に僕がそうだし…

聖輝「……松潤…かぁ…」

オーディション当日。
僕は松潤と事務所で会った。
あの時の松潤…今でも時々思い出す…優しくて…カッコよくて…僕にとって憧れの存在だ。
もし…もしも、もう一度あの優しい声が聞けるなら…

聖輝「……よし!」


聖輝『こちらこそ、ありがとうございました!とっても楽しかったです(o^^o)僕も機会があればまた相葉さんと会いたいです!あの…松本さんの電話番号のことなんですけど…急にかけたらびっくりすると思うので…相葉さんの方から僕のことを伝えてもらってもいいですか?』


聖輝「よし!…送信……」


僕は送信ボタンを…

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