テキストサイズ

Everlasting Love

第10章 恐怖



午後8時。
桂くんからの連絡はなかった。


聖輝「……。」

ハァ…何もする気が起きない…

〜♪♪♪


聖輝「けっ桂くん?!」


僕は咄嗟にスマホの画面を見た。
そこには…


聖輝「あっ…!?」

非通知だ…

聖輝「……。」


〜♪♪♪


聖輝「うぅ…!!」


〜♪♪♪


聖輝「………!!」


ピッ


聖輝「もっもしもし…」


『……。』


聖輝「あっあの…どちら様ですか…?」


『……。』


聖輝「……。」


『…みーつけた。』


聖輝「えっ…?」


プチッ


プープープー…


聖輝「なっ…なに…今の…?!」

こっ怖い…怖すぎる…!!

ピンポーン


聖輝「えっ…?」

だっ…誰…?

僕は恐る恐るモニターを見た。
そこには、宅配業者の人が映っていた。


聖輝「たっ宅配便…?こんな時間に…?」


聖輝「はっはい。涼野です。」


『すみません。涼野美恵子さんから宅配便が届いています。』


聖輝「あっ…はっはい!今開けますね!」

涼野美恵子って…お母さんからだ…
何だろう…


ピンポーン


聖輝「はーい。」


ガチャッ


「お荷物お届けに上がりました。」


聖輝「はい、ありがとうございます。」


「では、ここにサインをお願いします。」


聖輝「えっと…はい。」


「ありがとうございました!」


聖輝「ご苦労様です。」


何が入ってるんだろう…?


聖輝「お母さんも荷物送るなら一言くらい連絡入れてくれたらいいのに…」


僕は荷物の包装紙を破って、箱を開けた。


聖輝「えっ?封筒…?」


ビリビリ…

聖輝「何かな……ひっひぃっ??!」

なんで…

なんで…どうして…?!

どうして…どうして…?!

封筒の中には、僕が写っている写真が数10枚も入っていた。


写真の中に、1枚手紙が混ざっていた。


その手紙には、こう書かれていた。





















































『みーつけた。』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ