
Everlasting Love
第10章 恐怖
あれから、僕はすぐに波野さんに連絡を入れて、次の日の朝早くから事情を説明した。
波野「宅配便か…これって住所がバレてるってことだよね…?」
聖輝「はっはい…今朝…お母さんに連絡したら…宅配便なんか送ってないって…」
波野「ハァ…最悪な状況になったね…」
聖輝「……。」
波野「…くそっ!!何で涼野くんがこんな目に…!!」
聖輝「……。」
〜♪♪♪
聖輝「あっ、ちょっとすみません。」
ピッ
聖輝「もしもし?」
桂一『すず?今ムーンプリンセスに着いたんやけど…』
聖輝「うん、分かった。今迎えに行くね。」
ピッ
波野「一緒に行こう。一人行くのは危険だ。」
聖輝「はっはい。」
波野さんの提案で、桂くんと光樹くんも一緒にホテルムーンプリンセスで話し合いをすることになった。
光樹「あっ、聖輝!」
聖輝「桂くん!光樹くん!」
桂一「あっ、初めまして。桜庭桂一です。」
光樹「島津光樹です。」
波野「初めまして、波野です。今日は朝早くからありがとね。」
桂一「いえ。」
波野「じゃあ部屋に行こっか。」
僕達は最上階の部屋に向かった。
