
Everlasting Love
第52章 まーくん
聖輝「うーん…」
光樹「どないしたん?さっきから…」
聖輝「あのね、今日何か大切な日だったはずなんだけど…思い出せなくて…」
光樹「大切な日?」
聖輝「うん…」
光樹「それって家族にとって大切な日?それともお前個人にとって大切な日なん?」
聖輝「いや、個人にとってなんだけど…」
光樹「個人にとってか…それって誰かと関係してるん?」
聖輝「えっ?あっうん…」
光樹「そっか…じゃあその人とのLINEとか見返してみたら?思い出すかもよ。」
聖輝「あっなるほど!さすが光樹くん!」
光樹「いやぁ〜それほどでも。」
聖輝「そっか…LINEのトークを見返せばいいのか…」
光樹「でもさ、大切な日を忘れるってどうなん?」
聖輝「あっいや…昨日特番の打ち上げやってたから…それで…」
光樹「あっそうそう!結果どうなったん?!」
聖輝「えっ?!それ今聞くの?!」
光樹「だって俺BS繋いでへんもん…」
聖輝「あぁ…そっか…でも、実家はBS繋いでるんじゃ…」
光樹「それがさ、最近テレビの調子が悪くて録画できそうにないねんて!」
聖輝「えぇっ?!そうなの?!」
光樹「うん…マジで楽しみにしてたのに…」
聖輝「あらら…」
光樹「あぁ…でも、やっぱり見たい!見たいなぁ〜!」
聖輝「あっ、僕プロデューサーさんに頼んで映像借りてこようか?」
光樹「マジで?!」
聖輝「うん、放送日の後になると思うけど…それでもよかったら。」
光樹「やった!サンキュー!」
聖輝「もう収録ね、すごかったんだよ!」
光樹「盛り上がりすぎて?」
聖輝「うん!全員子どものようにはしゃぎまくってね、楽しかった!」
光樹「おぉ〜!ええやん!」
聖輝「もう一回したいなぁ…『シャッフルコロシアム』…」
光樹「今度は冬の特番に期待やな。」
聖輝「うん!」
