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Everlasting Love

第52章 まーくん



聖輝「ん〜…暇だなぁ…」

光樹くんは部活のミーティングに行っちゃったし…

聖輝「次の授業まであと80分…何しようかな…」


『LINEとか見返してみたら?』


聖輝「あっ……」

そうだ!LINE!

今日が何の日か思い出さないと!

僕はLINEを開き、まーくんとのトークを開いた。


聖輝「えっと……」


僕は何度も何度もスクロールをした。


聖輝「うーん………あっ……」


ふと、スクロールした手を止めた。


聖輝「…これ……」


相葉『明日特番頑張ってね(^o^)/』


聖輝『ありがとう(o^^o)』


相葉『聖輝だったら絶対MCも上手くいくし優勝できるよ!』


聖輝『うん!まーくんありがとう(^^)』


相葉『でも、寂しいなぁ…』


聖輝『どうして?』


相葉『だって…特番終わったら…俺達の関係も終わっちゃうから…』


聖輝「関係も終わる……」

そうだ…思い出した……

今日がまーくんと恋人でいられる最後の日なんだ……

まーくんとは期間限定で恋人になったから…

今日で…

今日で終わりなんだ……

相葉『まぁ、個人的には忘れてくれてる方がいいんだけどね。』


聖輝「…思い出さなかったらよかったな…」


僕はLINEを閉じ、机に向かって伏せた。

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