無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

松本「…俺ね…彼女とは別れたんだ。」


聖輝「えっ…？」


松本「彼女と話し合ったんだけど…お互いいつの間にか気持ちがすれ違ってて…終わった。」


松本「俺さ、昔は彼女のことになると周りが見えなくなってさ…彼女の為だったら何でもしてた。」


松本「彼女が旅行に行きたいって言ったら休みを取って一緒に行って…彼女が会いたいって連絡してきたら無理してでも彼女に会いに行ってた。」


松本「彼女とケンカした時も…激しく後悔してた…でも……」


松本「最近になって…彼女とケンカしても、昔みたいに不安な気持ちにならなかった…」


松本「前にも話したと思うんだけど…俺の心の何処かで彼女以外の大切なものがあるかもしれないって…」


松本「その答えが…分かった。」


聖輝「答え…？」


松本「そう…彼女よりも大切なもの…それは……」

仕事かな…

それともメンバーとか……

松本「涼野くん…きみだよ。」


聖輝「えっ…？！」

僕…？