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桂一「…まぁ、これはあくまで俺の意見やから…強要はせんけどな。」


優誠「桂くんの言い分は分かった！しかし、俺は反対やな！」


桂一「いや、優誠の意見じゃなくて…」


優誠「すず！芸能界なんか入ったらお前はケガれるだけや！！コンプレックスを受け入れる方法なんか他探したら見つかるはずや！！」


桂一「いやいや、俺はただ提案しただけで、なれって言ったわけちゃうって！」


優誠「いーや！遠回しに芸能人になれって言ってるようなもんやわ！すず、一緒に他の方法見つけよう！芸能人になってもろくなことないから！」


桂一「ちょっ、そこまで否定する？」


優誠「当たり前や！！俺はな…嘘が大嫌いなんや…芸能人なんてテレビの前ではニコニコ笑っとるけど、裏では共演者の悪口言うとか愛想悪いとかそんなんばっかりやろ！」


桂一「そっそうかもしれへんけど…」


優誠「すずには芸能界で生きていくのは無理や！他の方法さが…」


聖輝「桂くん、優誠。」


優誠「んっ？どうした？」


聖輝「…僕……」


桂一「……。」


聖輝「…僕…僕ね…」


優誠「そうかそうか、俺と一緒に他の方法を探す気になった…」


聖輝「目指してみようかな…芸能人…」


優誠「えっ…？」