
Everlasting Love
第13章 嵐の夜
聖輝「……。」
知らなかった…翔くんに彼女がいたなんて…
しかも…おかえりのチューまでしてた…
そんな空間に僕が入るわけにはいかないよ…
聖輝「…ぐすっ…うぅっ…!!」
どうして…どうして涙がでるの…?
分からない…分からないけど…寂しい…
誰か…誰か…僕のそばにいて…!!
聖輝「……。」
〜♪♪♪
僕は無意識にある人に電話をかけていた。
〜♪♪♪
〜♪♪♪
『はい。』
聖輝「…お願い…僕のそばにいて…?」
『えっ?!どないしたん?!』
聖輝「うぅっ…!!」
『今どこにおるん?!迎えに行くわ!』
聖輝「……。」
僕はその人が来るのを公園のベンチに座って静かに待った。
