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波野「じゃあお疲れ様。」


聖輝「お疲れ様でした！」


波野「あっ、松本くんにお礼の電話入れといてね？」


聖輝「はっはい！お疲れ様でした！」


ブーン…


聖輝「…お礼の電話…か」

今入れないとダメだよね…よし！

〜♪♪♪


聖輝「……。」

うぅ…やっぱり緊張する…！！

〜♪♪♪


松本『はい。松本です。』


聖輝「もっもしもし！あの…すっ涼野です！」


松本『涼野くん？どうしたの？』


聖輝「あっあの！さっさっき…番組収録でフジテレビにいたんですけど…その時にスタッフさんから松本さんから貰ったチョコを貰いまして…その…お礼を言おうと思いまして…電話を…」


松本『あぁ、そうなんだ。』


聖輝「えっと…チョコをくれたスタッフさんが…チョコが苦手って言ってたので…その…」


松本『そうなんだ…うわぁ申し訳ないことしたなぁ…』


聖輝「でっでも！そのスタッフさん…松本さんのことすごく尊敬してましたよ！」


松本『俺のことを？』


聖輝「はっはい！あの、松本さんってスタッフさんにも共演者さんにも優しいって…」


松本『そうかな？まぁでも、仕事仲間を大切にするように心がけてはいるかな。』


聖輝「やっぱりそうなんですね…さすが松本さんですね！」


松本『いやいや、そんなことないよ。』


聖輝「本当に……カッコいいです……」


松本『んっ？何か言った？』


聖輝「いっいえ！何でもないです！えっと、よっ要件はこれだけです…」


松本『そっか。わざわざありがとね。』


聖輝「いっいえいえ！」


松本『じゃあまたね。』


聖輝「はっはい！」


ピッ


聖輝「はぁ〜…緊張したぁ…」

ダメだ…松潤と話すといっつも声が震える…

聖輝「…いつになったら慣れるんだろう…」


〜♪♪


聖輝「あれ？LINEだ…」


安田『涼野くん。あれから考えてんけど、やっぱり今すぐにでも信ちゃんに謝るべきやで。これ、信ちゃんの電話番号。今日中に連絡入れて早く仲直りしてな。』


聖輝「……。」

うわぁ…どうしよう…！
でも…連絡しないとなぁ…

聖輝「……。」

そっそうだよね…今謝っておかないと…

聖輝「……。」

…よし！かけるぞ…！！

聖輝「……。」


〜♪♪♪


〜♪♪♪


聖輝「………！！」