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Everlasting Love

第3章 道のり



光樹「よし、次は全身の写真やな。」


聖輝「うん!」


光樹「えっと、どうする?着替える?」


聖輝「えっ何で?」


光樹「いや、もしかしたらファッションも見られるかもしれへんし…」


聖輝「そっそっか!着替えた方がいいね。」


光樹「何の服がええやろ?うーん…」


聖輝「うーん…」


ピンポーン


聖輝「あれ?誰か来たみたい。」


母親「聖輝ー!桂一くんが来てるわよ!」


聖輝「えっ桂くん?」


ガチャッ


桂一「よっすず!」


聖輝「どっどうしたの?!急に…」


桂一「いやぁ、もしかしたら例のやつやってるんちゃうかなって思って!」


聖輝「あぁ、今ね、光樹くんと履歴書に送る写真を撮ってたんだ。」


桂一「光樹くん?」


光樹「はじめまして、島津光樹です。」


桂一「あぁっ!すずの高校の友達ね!どうも、桜庭桂一です!」


光樹「桂一…あっ、東京の高校に行ってた友達?」


聖輝「そうそう!桂くんね、すごいんだよ!すっごくオシャレだし自分で洋服作れるんだよ!」


光樹「うわっすげぇ!」


桂一「いやいや、まだまだ半人前やで。」


光樹「そうや、さっき撮った写真桜庭くんに見てもらおうや!」


聖輝「あっ!そうだね!桂くんファッション系強いから!」


桂一「写真?俺別に写真詳しくないけどなぁ…」


聖輝「とりあえず見てみて!」


桂一「おっおぅ…」


僕はさっき光樹くんに撮ってもらった写真を桂くんに見てもらった。

桂くん…どんな反応するかな…?

桂一「これ…」


光樹「どっどう…?」


桂一「これ…普通やな。」


聖輝「へっ?普通…?」


光樹「普通なら…まぁ…ええ方か…な?」


桂一「いやいや、普通やったらあかんねん!」


「「えっ?」」

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