
Everlasting Love
第17章 1+5+7
大野「涼野…」
聖輝「お…のさ…ん…」
大野「……。」
聖輝「んっ…ひゃあっ!」
大野くんがいきなり僕の首をペロリと舐めた。
聖輝「やっやぁ…ん…!」
大野「綺麗な首だな。」
聖輝「あっ…ん…ふあぁっ?!」
なっなに?!
いきなり首筋を吸われた…何してるの…?
大野「……はぁ…」
聖輝「な…なに…?」
大野「……。」
大野くんは何も言わないまま、僕のパジャマのボタンに手をかけた。
聖輝「お…のさん…?」
大野「涼野…」
なっなに…?
もっもしかして…!!
聖輝「やっやぁ…!」
こっ怖い…!!
聖輝「おっ…大野さん…!!」
僕は怖くなって目をギュッと閉じた。
大野「……。」
聖輝「……。」
大野「…ごめん。これじゃあいつと一緒だな。」
聖輝「えっ…」
大野「…さみぃ。やっぱり服借りるわ。」
聖輝「えっ…あっ…」
大野くんはすっと僕の上からどいて、服を着替えている。
聖輝「……。」
大野「ふわぁ…もうこんな時間か。寝よ。」
聖輝「あっ…あの…」
大野「布団出すのも面倒くせぇから一緒に寝ようぜ。」
聖輝「えっ?!あっいやいや!ぼっ僕布団敷いて寝ますので…つっ使ってください!!」
大野「いいじゃんもう、2時過ぎてるし。」
聖輝「でっでも…」
大野「ほら、こっち来いって。」
聖輝「うわっ…!」
僕は大野くんに腕を引っ張られ、ベッドに寝かされた。
大野「おやすみ。」
聖輝「おっ…おやすみなさい…」
大野智…本当に謎だ…
聖輝「…何であんなことしたの…?」
僕は寝ている大野くんの顔を見つめながらボソッと呟いた。
