
Everlasting Love
第18章 確信
光樹「ちょっ待って!何で大野智が出てくるん?!」
聖輝「あっあのね、昨日…仕事先で偶然嵐と関ジャニ∞に会って…そこから僕の家で飲み会してて…」
聖輝「みんな酔っ払ってて…そしたら…そっその…大野くんが……」
光樹「大野くんが…なに?」
聖輝「大野くんが……」
光樹くんの表情を見る限り…あのことは言わない方がいいかな…
聖輝「大野くんが…抱きついてきて……その…首筋を…吸い出して…」
光樹「ハァ…要は酔っ払った大野くんに付けられたってことやな?」
聖輝「うっうん…多分…」
光樹「ったく…お前は無防備過ぎるねん!」
聖輝「ごっごめんなさい…」
光樹「しかもこんな目立つところに付けられて…キスマーク付けた状態でテレビ出たらマスコミ沙汰になるで?!」
聖輝「マッマスコミ…?!」
光樹「清純派アイドル涼野聖輝。キスマーク付けて堂々と人前に登場!っとか何とか記事にされてまうわ…」
聖輝「そっそんな…そんなこと書かれたら僕…僕…!!」
光樹「落ち着けっ!まだバレたわけちゃうやろ!」
聖輝「でっでも…!!」
光樹「…せや!ちょっと待っとけ!」
聖輝「こっ光樹くん?!」
光樹くんはどこか走って行った。
聖輝「光樹くん…」
僕は光樹くんが戻ってくるまで一歩も動かなかった。
