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Everlasting Love

第3章 道のり



今日は高校の卒業式。
僕はお母さんに叩き起こされて、何とか学校に遅れることなく卒業式に出席した。

そして…


光樹「あぁ…終わってしもた…」


聖輝「本当だね…」


光樹「いやぁ…それにしても、聖輝が卒業式に時間ギリギリで来るとはなぁ〜びっくりやわ!」


聖輝「昨日履歴書書くのに時間かかっちゃって…」


光樹「あっそうなんや。せやけど間に合ってよかったな。」


聖輝「うん!」


桂一「すず!」


聖輝「あっ、桂くん!」


優誠「おっす!」


聖輝「優誠!」


桂一「見とったで、卒業証書受け取るところ!」


優誠「いやぁ…そん時叫ぼう思ってんけど、珍しく空気読んでもうたわぁ〜」


聖輝「ありがとう、空気読んでくれて。」


桂一「おっ!島っちゃんのことも見とったで!」


光樹「しっ島っちゃん…?」


優誠「んっ?誰?」


聖輝「えっとね、僕の友達の島津光樹くん!で、こっちは早坂優誠くん!」


光樹「はじめまして。」


優誠「よろしく!俺のことは優誠って呼んでな!島っちゃん!」


光樹「その、島っちゃんっていうのは…」


桂一「あぁ、俺が考えたあだ名。俺らせっかくすずを通じて知り合ったんやから、仲良くしようや!」


光樹「あっあぁ…よろしく…桜庭くん。」


優誠「いやいや、桂くんでええよ?」


桂一「それお前が言うこと?」


優誠「まぁまぁ、ええやん!」


桂一「まぁええけど。俺のことも下の名前で呼んでな。」


光樹「あっあぁ…よろしくね。」

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