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ガチャ


聖輝「ただいま…」


僕は部屋の明かりを付けた。


聖輝「……あっ…」

大野くんからのLINE見てなかった。

聖輝「何て来たんだろう…」


大野『(´･∀･｀)』


聖輝「？？？」

なっ何これ…？
どういう意味なの…？

聖輝『あの…これはどういう意味ですか？』


と、僕は送信した。


聖輝「…間違えて送っちゃったのかな。」

そうだ、間違えたんだ。
誰だって間違えて送っちゃう時もあるからね。

〜♪♪


聖輝「来た。」


大野『(｀･З･´)』


聖輝「？？！」

また顔文字…何これ…？


〜♪♪


〜♪♪


〜♪♪


聖輝「わわっ、連続で来た！」


大野『(‘◇‘)』


大野『(.ﾟーﾟ)』


大野『ﾉﾉ｀∀´ﾙ』


聖輝「……。」

顔文字5連発…本当に何がしたいのか分からない！！


〜♪♪


大野『この中で誰が好き？』


聖輝「えっ…？」

どっどういうことなの…？
誰が好きって…この顔文字から一番いい物を選べってこと…？

聖輝「どっどれかなぁ…」

どの顔文字もあんまり見たことないけど…

聖輝「じゃあ…これで。」


聖輝『(´･∀･｀)』

送信っと。

聖輝「…あっ、もしかして…心理テストだったりして…！！」

可能性はある！
これを選んだあなたは◯◯タイプ！っていう心理テストかな？

〜♪♪


聖輝「おっ。どれどれ…」


大野『お前俺のことが好きなんだな。』


聖輝「……。」

…えっ？何これ？

俺のことが好き…？

聖輝「…なっ何で…そうなるの…？」


頭がパニック状態になった僕はしばらく動けなかった。