テキストサイズ

Everlasting Love

第3章 道のり



父親「すまなかった…悪かった…。お前がせっかく生まれ変わろうとしてるのに…父さんがそれを邪魔してしまったな…」


聖輝「……。」


父親「父さんな、寂しいんだよ。お前が俺達の前からいなくなるのが…辛いんだ…。東京の大学に行くって聞いた時も…正直反対だった。でも!お前が弁護士になりたいって強い決意を見せてくれたから…」


聖輝「お父さん…」


父親「聖輝…お前には…笑っていてほしい…ずっとずっと!笑っていてほしいんだ…!」


聖輝「…お父さん…僕…大丈夫だよ…?」


父親「聖輝…」


聖輝「僕は…お父さんとお母さんからもらった大切なこの顔、身体、声、僕自身を好きになりたい…ただそれだけだから…」


父親「お前は俺達の宝物だ。要らないなんて思ったこともない!もし次にお前を傷つけるような奴がいたら…俺がそいつを…ボコボコにしてやるっ!!」


聖輝「お父さん…ありがとう…」

お父さんが泣いている…
僕か泣かせちゃったんだ…ごめんね…お父さん…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ