
Everlasting Love
第20章 はじめて
聖輝「……。」
…エッチ…しちゃった…
しかも…男の人と…よりによってジャニーズの先輩が初体験だなんて…
聖輝「…はぁ…」
まだ身体が熱い…
鼓動も早いし…変に興奮してる…
聖輝「……。」
光樹「聖輝ー!」
聖輝「?!こっ光樹くん!おはよう。」
光樹「おはよ。んっ?どないしたん?」
聖輝「あっいや、急に名前呼ばれたからびっくりしちゃって…」
光樹「そう?いつものことやのに変なの。」
聖輝「そっそうだね。」
光樹「…やべっ!早く行こうぜ!」
聖輝「あっ!ちょっと待って〜!」
僕達は走って講義室へ向かった。
何とかギリギリ1限目に間に合った。
光樹「はぁ…危なかったなぁ…」
聖輝「そうだね…ギリギリセーフだったね…」
光樹「そういえば聖輝、今日家出るん遅かったん?」
聖輝「えっ?!どっどうして?」
光樹「いや…さっき遅刻寸前やったから…」
聖輝「えっとね…こっ腰が痛くて…歩くのが遅くなったのかな…?」
光樹「腰?寝違えたん?」
聖輝「うっうん…多分…」
光樹「あぁ、そうなんや…」
聖輝「光樹くんは?今日どうしてギリギリだったの?」
光樹「あぁ、昨日バイトで先輩達とオールしてたから。」
聖輝「えっ?!寝てないの?!」
光樹「せやねん…一旦家帰ってそのまま大学直行って感じやな。」
聖輝「えぇ…それ身体に悪いよ…大丈夫?」
光樹「まぁな!本間は休んだろかなって思っててんけど、俺が休んだらお前寂しがるんちゃうかな〜って思って。」
聖輝「たっ確かに…光樹くんがいないと寂しいけど…でも、僕よりも自分の身体を大切にしてほしいよ…」
光樹「聖輝…」
聖輝「だって…光樹くんが倒れたら…僕悲しいもん…」
光樹「…そっか、ごめん。」
聖輝「ううん、今日学校終わったらすぐお家に帰って休んでね?」
光樹「おう、分かった。」
