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聖輝「…江川さん…」


〜♪♪♪


聖輝「えっ…？」

江川さんからだ…

ピッ


聖輝「はい、もしもし。」


江川『もしもし、江川です。』


聖輝「はい、先ほどはありがとうございました。」


江川『いえいえ、こちらこそ会ってくれてありがとね。』


聖輝「いえいえ。」


江川『実はね、ちょっと涼野くんにお願いがあって連絡したんだけど…』


聖輝「お願いですか？」


江川『うん。あのね、ウチの雑誌の5月号の特集を担当することになって、その特集記事に涼野くんを載せようかなって思ってて…』


聖輝「えっ？！ぼっ僕ですか？！」


江川『うん、ウチの雑誌基本新人は載せないんだけど…牧田さんも涼野くんだったら大賛成してくれてね。』


聖輝「そっそうなんですか…」


江川『でね、涼野くんに俺が撮った写真を見てから決めてもらいたいんだ。』


聖輝「えっ？」


江川『特集記事だから完璧に写さないといけない。だからこそ、きみ自身に俺の写真を見てもらって、特集記事を組んでもいいか決めてほしい。』


聖輝「いや、そんな…僕なんかでよかったら全然…」


江川『そう言ってくれるとすごく嬉しい。だけど、この間ウチの先輩が某人気タレントの特集記事を作った時に大批判を浴びたんだ。』


聖輝「えっ…？！」