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村上「よいしょっと…！！大丈夫か？！」


聖輝「村上さん…どうして…？」


村上「何でって…お前から着信あったから来たんや！」


聖輝「えっ…？」


スマホを見ると、いつの間にか村上くんに電話をかけていた。


聖輝「あっ…村上さんにかけてたんだ…」


村上「たまたまこの近くにおってな、翔くんの家に来た時この人と会ってな、鍵開けてもらってん。」


亜希「……。」


櫻井「んん…涼野くん…？」


亜希「翔？何してるの？」


櫻井「んっ…あっ亜希…？！」


大野「んん…」


亜希「何でこの子の上に乗っかってたの…？」


櫻井「…村上…？」


村上「おっおう…お邪魔してます。」


櫻井「…あぁ…頭いてぇ…」


亜希「ねぇ！何で涼野くんの上に乗っかってたの？！」


櫻井「うるせぇな…」


亜希「ちゃんと私の質問に答えてよ？！」


櫻井「ハァ…近くで大声出すなよ…」


亜希「ねぇ、恥ずかしくないの？」


櫻井「はぁ…？」


亜希「涼野くんにそんなだらしない姿見せて恥ずかしくないの？！」


大野「んっ…？何だ…？」


村上「大野くん！こっちに来て。」


大野「おっおぅ…」


櫻井「ハァ…お前さ…家に来るなら来るって事前に連絡入れろよ！！」


亜希「そんなこと聞いてるんじゃない！！後輩の前でデレデレしちゃって…情けない！！」


櫻井「チッ…勝手に家上がってきて説教かよ？！」


亜希「説教じゃない！！」


櫻井「お前さ…何でいつも勝手に俺の家に上がり込んで来るわけ？俺にもプライベートってもんがあるんだよ！！」


亜希「いつでも家に来ていいって合鍵くれたの翔の方でしょ？！」


櫻井「合鍵渡したとしても礼儀ってもんがあるだろ？！ここは俺の家であってお前の家じゃねぇんだよ！！」


亜希「ごっごめん…でっでも！私が電話やLINEしても翔全然連絡返してくれないじゃない！」


櫻井「だから俺にも都合があるんだって…」


亜希「都合って何？私翔が仕事の時に連絡一度も入れてないよね？翔が連絡取りやすい時間帯に連絡入れてるのに何で何も返してくれないの？！」


櫻井「あぁー！！鬱陶しいんだよ！！毎日毎日電話やLINE…俺はそこまでマメじゃねぇんだよ！！」


亜希「なっ何よ…私のこと愛してないの？！」