無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

村上「……。」


大野「……。」


聖輝「……。」


村上「あれって…別れたん…？」


大野「多分…？」


聖輝「こっ怖かった…」


村上「俺もビビったわ…ただその場に突っ立っとくことしかできひんかったわ…」


大野「俺も起きたらケンカしてるから何が何だか…」


聖輝「さっ櫻井さん…大丈夫ですかね…？」


村上「いやぁ…あれはしばらく一人にさせた方がええやろ？」


大野「うわっ…明日翔くんとロケ入ってるよ…」


村上「頑張れ！」


聖輝「まさか…目の前であんなことが起こるなんて…」


村上「本間やな…」


大野「…ハァ…」


村上「とっとりあえず、今日見たことはここだけの内緒にしよ、なっ？」


聖輝「そっそうですね…」


大野「おっおぅ…」


村上「ほっほな…帰ろか…」


聖輝「……あっ！」


大野「何だよ？」


聖輝「スマホ…櫻井さんの家に忘れてきた…」


村上「はぁ？！何しとんねん？！」


聖輝「どっどうしよう…！！」


大野「一日くらいスマホなしでも大丈夫だろ。」


聖輝「でっでも…明日大学の後に仕事があるから…」


村上「そらスマホいるわな。」


大野「取りに行くの？」


聖輝「ハァ…行ってきます…」


村上「すまんな…車やったら迎えに行けるねんけど…」


聖輝「いっいえ！大丈夫です！」


大野「頑張って。」


聖輝「おっ大野さんも…明日頑張ってください。」


村上「じゃあ、お疲れさん。」


聖輝「お疲れ様でした。」


僕は翔くんの家にスマホを取りに戻った。