テキストサイズ

Everlasting Love

第26章 出演交渉2



聖輝「もしかしてさっきの子に恋してるんじゃないの〜?」


光樹「別に。」


聖輝「またまた〜!夏希って呼び捨てにしてたじゃん!」


光樹「あぁ、何か同期がみんな夏希って呼んでるから俺も便乗してそう呼んでるだけ。」


聖輝「えっそうなの?」


光樹「うん。それに本間に好きな子やったら恥ずかしくて名前で呼べへんやろ?」


聖輝「たっ確かに…」


光樹「それに俺今好きな子おるし。」


聖輝「えっ?!そうなの?!」


光樹「嘘やね〜ん。」


聖輝「えっえぇ?!何それ!!」


光樹「あははっ!!」


聖輝「もぉ!びっくりした…」


光樹「あははっ!聖輝はいいリアクションしてくれるから好きやねん!」


聖輝「リアクションって…」


光樹「あははっ行こうぜ。」


聖輝「あっ待って!」


僕は光樹くんを追いかけて、大学の門をくぐった。


大学の講義が終わって…


光樹「俺、このまま練習行くけど聖輝はどうする?」


聖輝「僕は…家に帰って寝ようかな。」


光樹「ははっ、おやすみ。」


聖輝「おやすみ。またね。」


僕は光樹くんと別れてまっすぐ家に帰った。


聖輝「ふわぁ…寝よう…」


寝不足だった僕はベッドに入るとすぐに眠りについた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ