
Everlasting Love
第26章 出演交渉2
聖輝「んっ…」
ちょっと寝過ぎたかな…
聖輝「…あれ…ここ…どこ…?」
白いベッドしかない…
聖輝「…僕…自分の部屋で寝てたはずなのに…」
どうしてこんな場所にいるんだろう…
『聖輝…』
聖輝「えっ…?」
誰…?
『聖輝…こっち向いて…』
聖輝「えっ…?」
『聖輝…愛してる…』
聖輝「愛してる…?」
『聖輝…』
誰…誰なの…?
顔が見えないよ…
『愛してる…』
僕のほっぺからこの人の手の温もりを感じる…
優しくて…温かくて…安心する…
聖輝「…僕も…あなたを愛しています…」
『聖輝…』
何でだろう…この人とだったら…もう一度恋ができる気がする…
お願い…顔を見せて…
あなたは…誰なの…?!
聖輝「んっ……はっ…!」
えっ?
今の…夢…?
聖輝「……。」
愛してる…
誰が言ったんだろう…
聖輝「…僕も…あなたを愛しています…」
何であんなこと言ったんだろう…
ただの夢なのか…それとも…
聖輝「…いや、夢だから…気にしないでおこう。」
僕はベッドから出て顔を洗った。
