
Everlasting Love
第26章 出演交渉2
次の日。
僕は家でのんびり過ごしていた。
聖輝「ふわぁ〜…」
〜♪♪♪
聖輝「あれ?波野さんだ。」
ピッ
聖輝「もしもし。」
波野『あっ涼野くん。ごめんね、急に連絡して…』
聖輝「いえ、どうかしたんですか?」
波野『今日の夕方頃、ちょっとBS朝日の方に付き合ってもらっていいかな?』
聖輝「夕方?」
波野『うん、さっき曽川さんから連絡あって話したいことがあるんだって。』
聖輝「そうなんですか…分かりました。」
波野『ごめんね、ありがとう。16時頃迎えに行くね。』
聖輝「分かりました。」
波野『じゃあ後でね。』
ピッ
聖輝「話って何だろう…」
曽川「すみません。急に呼び出してしまって…」
波野「いえ、あの…お話というのは…」
曽川「うん、この間嵐と関ジャニ∞に出演依頼したいって言ってましたけど…」
聖輝「はい…」
曽川「実は…あれから事務所の方に連絡を入れたのですがなかなか事務所側と連絡が取れないんです…」
波野「えっ?事務所と連絡が取れないってどういうことですか?」
曽川「電話をかけても常に誰かと話し中になってて…」
波野「番号のかけ間違いの可能性は…」
曽川「この番号に連絡してるんですけど…」
波野「…事務所の電話番号ですね…」
聖輝「もしかして…電話が壊れてるんですかね…?」
波野「ちょっと確認してみるね。」
〜♪♪♪
〜♪♪♪
波野「…繋がらないなぁ…」
曽川「何かあったのでしょうか…?」
波野「いや…特に聞いてないんですけど…」
聖輝「どうして繋がらないんだろう…」
曽川「ハァ…このままだったらオファーすらできないよ。」
波野「うーん…俺と一緒に事務所に行って担当マネージャーに直接お話しますか?」
曽川「なるほど…いいですか?」
波野「はい、元々はこちらからお願いしたことですので。」
曽川「ありがとうございます。」
聖輝「あっあの!僕…嵐さんと関ジャニ∞さんに直接お話してみてもいいですか?」
曽川「うん、いいよ。」
聖輝「ありがとうございます。」
波野「じゃあ今から事務所行きましょうか。」
曽川「はい、よろしくお願いします。」
どうして電話が繋がらないんだろう…
