
Everlasting Love
第26章 出演交渉2
聖輝「…直接お話するって言ったけど…」
誰に話せばいいんだろう…
奇跡的に嵐と関ジャニ∞が一緒にいてくれたら話しやすいけど…
聖輝「…でも…錦戸くんには話したしなぁ…」
となると…嵐の誰か?
聖輝「大野くんと相葉ちゃんはドラマやってるから忙しいし…」
翔くんは…あの恐ろしい件から会いづらいし…
聖輝「ニノか松潤…かぁ…」
ニノは意地悪するし…松潤は…2人きりになるとめっちゃ緊張するし…
聖輝「ハァ…だめだ…」
嵐は曽川さんに任せようかな…
聖輝「関ジャニ∞は…」
錦戸くんに話したけど…ちゃんと言ってくれてるのかなぁ…
一昨日ヤスが来た時も特番の話は出て来なかったから…多分言ってないんだろうな…
聖輝「ハァ…結局特番の話耳に届いてないのか…」
もう一人誰かに伝えた方がいいよね…
聖輝「誰に伝えようかな…」
ヨコは…僕のこと赤ちゃん扱いするし…村上くんは…一人の仕事が多いから忙しそう…
聖輝「隆平くんは…2人きりは気まずいなぁ…」
すばるくんは…伝えたとしてもメンバーに伝えるの忘れそう…
聖輝「ヤスは……」
あの言葉が頭から離れない…
何だか会うのが気まずいなぁ…
聖輝「…あっ…」
たっちょん?
聖輝「そうだ、たっちょんなら…」
たっちょんはしっかりしてそうだから…
聖輝「うんうん、そうしよう!」
僕はたっちょんに電話をかけようとした。
〜♪♪♪
聖輝「あれ?」
ピッ
聖輝「はい、もしもし?」
渋谷『涼野!俺や俺!』
聖輝「はい、渋谷さんですよね?」
渋谷『せや!今な、メンバーと一緒に飯食うてんねんけど、今から来んか?』
聖輝「えっ?関ジャニ∞で集まってるんですか?」
渋谷『せや!今ヨコの家に集まってるんや!』
聖輝「横山さんの家ですか?」
『すばる〜!早よこっち来いや!』
渋谷『おぉ!ちょっと待っとけ!どうや?来おへんか?』
聖輝「わぁ〜行きたいです!」
渋谷『おぉ!ほな待っとるわ!』
聖輝「はい!すぐに行きます!」
ピッ
聖輝「奇跡だ…特番の話できる!」
僕は急いで支度して家を出た。
聖輝「…あれ…」
そういえば僕…ヨコの家知らない…
