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Everlasting Love

第26章 出演交渉2



相葉『ヨコん家は知ってるけど住所は分っかんない!』


聖輝「あっなるほど…」

言われてみれば…他人の家の住所まで知ってる人なんて早々いないよね…

相葉『あっちょっと待ってて!』


聖輝「はっはい…」


相葉『ねぇねぇ!ヨコん家の住所知ってる?』


『はぁ?』


『えっ逆に知ってる人いんの?』


聖輝「この声ってもしかして…」


相葉『もしもし?みんな知らないって〜』


聖輝「えっ今…メンバーと一緒にいるんですか?」


相葉『そうそう!今日は早朝からドラマの撮影があってそれから嵐で仕事があったの!』


聖輝「そっ早朝からですか?!それはそれは…お疲れ様です…」


相葉『ありがと〜。でも、移動中眠れたから眠気スッキリなんだよね!』


聖輝「あっそうなんですね。」


相葉『うんうん!』


聖輝「そっかぁ…」


相葉『よかったら送ろっか?』


聖輝「えっ?」


相葉『車あるからヨコん家まで送ってあげるよ!』


聖輝「そっそんな!申し訳ないですよ!」


相葉『ううん、俺仕事終わったから全然大丈夫だよ!』


聖輝「でも…」


相葉『いいからいいから!家で待ってて!』


プチッ


聖輝「あっ!…切れちゃった…」

仕事終わりに迎えに来てくれて、ヨコの家まで送ってくれるなんて…申し訳なさすぎる…

僕はそう思いながら相葉ちゃんが来るのを待った。

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