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聖輝「よいしょっと…ちょっと買い物しすぎたかな…」


ガチャン ガチャッ


聖輝「ただいま。」


ドサッ


聖輝「はぁ〜重たかったぁ…」


聖輝「櫻井さん？」

あれ？出かけたのかな？

聖輝「櫻井さん…あっ…」

いた。


翔くんはベッドに座っていた。


聖輝「…あっ…朝ご飯…食べてくれたんですね。」


櫻井「……。」


聖輝「えっと…今12時前か…お腹空いてますか？」


櫻井「………。」


聖輝「そうですか…今日何時頃起きました？」


櫻井「……。」


聖輝「うーん…9時より早く起きましたか？」


櫻井「………。」


聖輝「そっか…9時より後に起きたんですね。」


聖輝「えっと…何かしたいこととかありますか？」


櫻井「……。」

だめだ…YesかNoで答えられる質問しか反応してくれない…

聖輝「えっと…僕今から大学の課題をするので…もしお腹が空いたら僕の肩を叩いてください。」


櫻井「……コク…」


聖輝「…よし。」


僕は買った食材を片付けてからパソコンを開いて課題に取り組んだ。


1時間後…


聖輝「はぁ〜終わった…」

今は13時20分か…

聖輝「…あの、お腹空いてますかか？」


櫻井「……コク…」


聖輝「えっ…もしかして…僕が課題終わるまで待ってたんですか…？」


櫻井「………。」


聖輝「あっそうなんですね。よかった…じゃあ今からご飯作りますね。」


櫻井「……。」


聖輝「……。」

翔くん…いつになったら僕と口きいてくれるようになるんだろう…