
Everlasting Love
第30章 仮面
聖輝「ゔぅ…食べ過ぎた…」
櫻井「…大丈夫…?」
聖輝「うっうん…何とか…」
櫻井「…俺…片付けるから…」
聖輝「あぁ…ありがとう…」
櫻井「……。」
聖輝「ハァ…明日お腹壊さなければいいけど…」
櫻井「薬…飲む…?」
聖輝「うん、ありがとう。」
ピンポーン
聖輝「えぇ?こんな時に誰?」
櫻井「……。」
聖輝「はい、もしもし。」
『んにゃあ〜』
聖輝「えっ?猫?」
『開けろぉ〜』
聖輝「…えっ?どちら様ですか?」
『おい、早く開けろよ。』
聖輝「うわっ?!おっ大野さん?!」
『いいからさっさと開けろ。』
聖輝「はっはい!」
僕はオートロックを解除した。
聖輝「びっくりしたぁ…いきなりモニターに映るから…」
櫻井「……。」
聖輝「あっ…ごめんなさい…大野さん…家に上げてよかった…?」
櫻井「…うん…」
聖輝「よかった…でも大野さん何の用事で来たんだろう…」
ピンポーン
聖輝「はーい。」
ガチャッ
大野「ふわぁ〜…」
聖輝「おっ大野さん…」
大野「ん〜…おぉ、翔くん。」
櫻井「……。」
聖輝「あっあの…何の用事で」
大野「ジュース。」
聖輝「えっ?」
大野「ジュース!飲みたいから早く出せよ。」
聖輝「なっ?!」
櫻井「…はい…」
大野「おぉ、さすが翔くん。気が利くなぁ〜」
聖輝「すっすみませんね!気が利かなくて…」
