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キヨ「その人はね、きっと聖輝くんに申し訳ないと思ってわざと返事を返さないんだと思うよ。」


聖輝「申し訳ない…？」


キヨ「番組に出られないのには何か理由があるはずだから…それを本人から直接聞いた方がいいんじゃないかな？」


聖輝「でっでも…聞くのが…」


キヨ「大丈夫。その人は聖輝くんのこと傷つけたりはしないよ。」


聖輝「キヨさん…」


キヨ「勇気を出して、聞いてごらん。」


聖輝「……はい！」


キヨ「んふふ、いい顔になってきたね。」


聖輝「えへへ。」


キヨ「フジテレビ…」


聖輝「えっ？」


キヨ「いや、その人がいそうな場所。連絡取れないんだったら直接会いに行くしかないね。」


聖輝「そっそうですね…」


キヨ「行っておいで。」


聖輝「…はい、いってきます！」


僕はキヨさんに背中を押され、フジテレビの方へ向かった。


キヨ「頑張ってね…」