
Everlasting Love
第34章 想い人
聖輝「ハァ…ハァ…着いた!」
僕はフジテレビ前にいた。
聖輝「…ハァ…ハァ…あれ?」
僕…もしかして…お店から走ってきた?!
聖輝「えっ?!お店に出てから10分しか経ってない…」
あのお店からフジテレビまでタクシーに乗っても20分はかかる。
それなのに…
聖輝「ハァ…あれ?思ったより疲れてない…」
どうして…僕走るとすぐ咳き込むのに…
聖輝「…不思議だ…」
こんな不思議体験をするなんて…
聖輝「…あっ、行かないと!」
僕はフジテレビの中に入った。
聖輝「えっと…嵐嵐…」
僕は今日撮影する出演者の欄をくまなくチェックしていた。
聖輝「嵐嵐……あっ!!」
嵐…いた!!
聖輝「きっキヨさん…すごい…!!」
僕は急いで嵐の楽屋へ向かった。
聖輝「ハァ…ハァ…あった!」
嵐様。
そう書かれた楽屋を見つけた。
聖輝「ハァ…いるかなぁ…」
善は急げ…
コンコンッ
『はい。』
ガチャッ
聖輝「失礼します!」
相葉「あれ?!涼野くん?!」
聖輝「お疲れ様です!」
二宮「お疲れ…なに?どうしたの?」
聖輝「あっあの、松本さんはいらっしゃいますか?!」
相葉「松潤?あぁ〜ついさっき別の仕事場に出ちゃったね〜」
聖輝「えっ…?!」
そんな…間に合わなかった…
二宮「なに?潤くんに用事でもあったの?」
聖輝「はっはい…」
相葉「ん〜?要件だったら俺が代わりに伝えといてあげようか?」
聖輝「ほっ本当ですか?!」
相葉「うん!」
聖輝「要件…要件…」
ここは…一か八か…
聖輝「あっあの!」
相葉「うん。」
僕は相葉ちゃんに松潤への伝言をお願いした。
