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Everlasting Love

第6章 10日間



父親『オーディション受かってすぐにデビューさせる…何かの詐欺の手口なんじゃないのか?!』


聖輝「そっそんな!ジャニーズはそんな悪事しないよ!!」


父親『いや…怪しすぎる…!!いくら聖輝が世界一可愛いからってそうすぐにデビューさせるか…?』


聖輝「おっお父さん…」


父親『…よし!お父さんが事務所の方に連絡を入れよう!』


聖輝「えっ?!ちょっと、変なことしないでよ!!」


父親『いや、お前のためだ!お父さんが事務所の人間にビシッと言って……痛っ!?』


『お父さん!!いい加減にしてよ!!』


父親『かっ母さん…何も叩かなくても…』


『いいから代わって!!』


父親『…はい…』


聖輝「……。」


母親『もしもし?ごめんね…お父さんったらまた暴走して…』


聖輝「ううん、大丈夫だよ。」


父親『まぁ…お父さんああいうことばっかり言うけど、本当は誰よりも聖輝のこと応援してるからね。』


聖輝「うん、分かってるよ。」


母親『じゃあ、そろそろ切るね。今日はゆっくり休んでね。おやすみなさい。』


聖輝「うん、ありがとう!おやすみなさい。」


僕は電話を切ってすぐに眠りについた。

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