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Everlasting Love

第35章 消毒



聖輝「あっあれ〜?僕なんで涙なんか…あははっ不思議だなぁ〜」


聖輝「あっ!目にゴミが入ったからだ!よし、これでもう大丈」


ギュッ


聖輝「えっ…?」


波野「涼野くん。強がらないで…無理に笑おうなんてしないで…」


聖輝「波野さん…?」


波野「俺の前では無理しなくていいから…辛い時…悲しい時は…俺を頼っていいから…!!」


波野「俺は…マネージャーとして…きみを守りたい…きみの為に尽くしたい…!!」


聖輝「波野さん…」


波野「…我慢しないで…泣きたい時は…思いっきり泣いた方がスッキリするから…」


聖輝「…ぐすっ…波野しゃん…波野しゃあーん!!」


僕は波野さんの胸の中で泣いた。


周りのことなど気にせずに…


今まで溜まっていた分、涙で流して流して…流しまくった。


波野さんは僕を優しく抱きしめ、頭を撫でてくれた。


聖輝「ぐすっ…ひっく…」


波野「大丈夫?泣き疲れた?」


聖輝「…ひゃい…」


波野「…俺は…いつでも涼野くんのそばにいるからね?」


聖輝「にゃ…みの…しゃん…!!」


波野「あらら、目真っ赤に腫れちゃったね。ちょっと冷やしておいで。」


聖輝「ぐすっ…はい…」


波野さん言われて、僕はトイレに向かった。

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