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聖輝「大倉さん？どうしたんですか？元気なさそうですけど…」


大倉『いや…今大丈夫かなって思って…』


聖輝「僕ですか？全然大丈夫ですよ。」


大倉『そっそう…？さっきめっちゃ怒ってたから…』


聖輝「えっ？」

怒ってた…あっ！！

もしかして…さっきのしつこい電話…たっちょんからだったの？！

聖輝「あっ！ごっごめんなさい！！あの、ちょっと別のことしてまして…その…」


大倉『いや…別にええねんけど…その…涼野くんの怒鳴り声とか初めて聞いたからびっくりしたわ…』


聖輝「わぁ…本当にごめんなさい！！」


大倉『ええよええよ。気にせんとって。』


聖輝「うぅ…」


大倉『えっと、メールありがとう！まさか俺の誕生日覚えてくれてたなんて思わんかった！』


聖輝「いえいえ！」


大倉『えっと…誕生日…祝ってくれるん？』


聖輝「はい、もちろんです！」


大倉『うわぁ…もぉめっちゃ嬉しい！ありがとう！』


聖輝「いえいえ！えっと…大倉さんはいつ頃都合がいいですか？」


大倉『そうやねぇ…早くて…来週の月曜日やったら夕方から空いてるで。』


聖輝「来週の月曜日…はい、僕も大丈夫です！」


大倉『あっ本間に？じゃあその日会おっか。』


聖輝「はい！」


大倉『えっと…他に誰か呼ぶ？』


聖輝「えっ？」


大倉『いや、2人きりでもええけど…何人かおった方が楽しいんかなって思って。』


聖輝「そうですね…はい！何人か呼びましょう！」


大倉『うん、分かった。キャスティングは涼野くんに任せるね。』


聖輝「えっ？いいんですか？大倉さん誰か呼びたい人とかいないんですか？」


大倉『おらんこともないけど、芸能人ちゃうから…』


聖輝「あっ、そうなんですね…分かりました。」


大倉『じゃあまた連絡するね。』


聖輝「はい！僕もキャスティング決まったら連絡しますね。」


大倉『うん、じゃあおやすみ。』


聖輝「おやすみなさい。」


ピッ