
Everlasting Love
第7章 START
あれから、僕は何とか気持ちを落ち着かせて、今波野さんとご飯屋さんの個室部屋にいる。
波野「お疲れ様!涼野くん!」
聖輝「ありがとうございます!」
波野「いやぁ…初めて会った時から思ってたんだけど、涼野くんってやるときはやるよね!」
聖輝「そっそうですか?」
波野「うん!記者会見の時も堂々としてたし、今回のステージも練習の時よりもすごく生き生きしてたもん!」
聖輝「あっあれは…歌ってると段々気持ち良くなってきちゃって…」
波野「それはいいことだよ。」
聖輝「はい!…このステージを成功させることができたのも…波野さんがそばで支えてくれていたおかげです!ありがとうございました!」
波野「いやいや、俺は何もしてないよ。これは、涼野くんが一生懸命に練習に取り組んだ成果だよ。」
聖輝「波野さん…」
波野「明日から3日間お仕事お休みだから、ゆっくりしてね。」
聖輝「はい!波野さんもゆっくりしてくださいね。」
波野「ありがとう。」
〜♪♪♪
聖輝「あっ、家から電話だ。」
波野「今日のステージの感想かな?」
聖輝「はい、おそらく。ちょっとすみません。」
僕は個室を出て、そのままお店の外へ出た。
聖輝「もしも…」
父親『何だあの曲は!?ふざけてるのかっ?!』
聖輝「??!」
