
Everlasting Love
第2章 青春の終わり
学校に来ているけど、期末テストも終わっているので、授業もない。今日は学校登校日で午前中だけ。
光樹「んー…あと学校に来るの何回やっけ?」
聖輝「えっとね、卒業式予行と卒業式で…2回だね。」
光樹「2回かぁ…何か名残惜しいなぁ…」
聖輝「楽しかったね、高校生活。」
光樹「せやなぁ…聖輝とダチになれたしな!」
聖輝「僕も…光樹くんと友達になれて良かった…ありがとう!」
光樹「これからも一生ダチやからな!」
聖輝「うん!」
〜♪♪♪
光樹「あっ、ちょっとごめん!」
光樹くんはカバンからスマホを取り出して電話に出た。
光樹「はい、もしもし…」
今日は家に帰ったら何しようかな?
うーん…悩むなぁ…
そうだ!光樹くん、このあと予定空いてるかな?
光樹「はい、はい、分かりました!失礼します。」
聖輝「あっ、光樹くん!この後…」
光樹「ハァ…最悪…今日バイト入った…」
聖輝「えっ?」
光樹「大学生が体調崩して、その穴埋めに入ることになって…もぉ…」
聖輝「そっそうなんだ…」
光樹「そういえば…さっき何か言いかけた?」
聖輝「あっいや、この後一緒に遊べたらって思ったんだけど…」
光樹「あぁ…そっかぁ…本間ごめん。」
聖輝「ううん、バイト頑張ってね。」
光樹「ありがと、また連絡するわ!じゃあ俺ちょっと行くわ!」
聖輝「うん、またね!」
光樹くんは走って行った。
聖輝「…はぁ…」
〜♪♪
聖輝「あれっ誰だろう?」
僕はその場でLINEを開いた。
《けーくん》から連絡が来ていた。
聖輝「あっ、桂くんだ!」
『今日時間空いてる?空いてたら優誠と3人で合わへん?』
聖輝『うん!空いてるよ!一緒に遊ぼ(o^^o)』
僕は《けーくん》にそう連絡を入れた。
〜♪♪
『じゃあ14時頃俺ん家に集合な!』
聖輝「了解っと!」
僕はスタンプを送って、LINEを閉じた。
桂くんと優誠と3人で遊ぶの久々だなぁ…楽しみ!
