
Everlasting Love
第8章 入学式
光樹「さてと、そろそろ帰ろっか。」
聖輝「うわっ、もうこんな時間なんだ!」
時計は午後10時を過ぎていた。
光樹「ははっ、俺らどんだけしゃべっとんねんっていう話やな!」
聖輝「本当に…びっくりだね…」
光樹「明日もオリエンテーションあるからな、早よ帰って寝ようぜ。」
聖輝「うん!」
僕達はお店を出た。
光樹「聖輝さ、サークル入るん?」
聖輝「サークルかぁ…入りたいけど…」
光樹「あぁ、そっか。仕事で忙しいんやったな。」
聖輝「うん…明日はお休みなんだけど…明後日グラビア撮影と番組収録があって…」
光樹「おっ!何かテレビに出るん?」
聖輝「あのね、読売テレビのトーク番組に出るんだ。」
光樹「へぇ〜そうなんや。いつ放送されるん?」
聖輝「うーん…まだよく分からないんだよね…多分明後日になったら分かると思う!」
光樹「そっか、分かったら教えてな?」
聖輝「うん!」
光樹「あっ、俺こっちやわ。じゃあまた明日な!」
聖輝「うん!ばいばーい。」
僕は光樹くんと別れて、帰り道を歩いた。
聖輝「オリエンテーションかぁ…新しい友達出来るかなぁ…」
「あれー?お前涼野聖輝じゃね?」
聖輝「えっ?」
