
Everlasting Love
第8章 入学式
前を見ると、すごくチャラい格好した2人の男性に話しかけられた。
「うわっマジかよ。変装してねーじゃん。」
聖輝「えっえっと…」
どっどうしよう…絡まれちゃった…
「何してんの?一人?」
「こんな夜道一人で歩いてたら危ないでちゅよ〜」
聖輝「えっ…」
「お前さ…近くで見るとますます女みたいな顔してるな。」
「あぁ〜俺お前が女だったら普通にイケるわ。」
聖輝「あっあの…ぼっ僕…早く家に帰らないと…」
「家?だったら俺らが送ってやるよ。」
聖輝「そっそんな…大丈夫です…」
「遠慮するなって!」
「家帰る前にさ…ちょっと俺らと遊ばね?」
聖輝「えっ…?」
「ね?ちょっとだけだから。いいお店知ってるんだよね〜」
聖輝「あっあの…失礼します…!」
ドンッ
「いってぇ!何すんだよ?!」
聖輝「あっ!ごっごめんなさい!」
「あぁ…肩骨折したわ。マジいてぇ…」
「おい!大丈夫か?!どうしてくれんだよ?!」
聖輝「ごっごめんなさい…あの…」
「100万。」
聖輝「えっ…?」
「治療費100万出せよ。」
聖輝「ひゃっ100万円?!そっそんな大金持ってないです…」
「おいおい、こっちはケガしてるんだよ!!タダで済むと思うなよ!?」
聖輝「ごっごめんなさい…僕…どうしたらいいですか…?」
「そうだなぁ…とりあえず、俺らと一緒に来てもらおうか。」
「…俺…こいつだったら抱けるかも…」
聖輝「えっ…」
抱くって…もしかして…嘘だよね…?
ガッ
「おらっ、こっちに来い!」
聖輝「…いやっ…!」
「抵抗すんじゃねぇよ!!」
聖輝「いやっ!離して…!!」
「大人しくしろ!殴られてーのか?!」
聖輝「…!!やっやぁ…やめて…」
「だったら俺らの言うこと聞けよ?」
「こっちに来い!」
聖輝「やっやぁ…」
怖い…誰か…助けて…!!
ガッ
「あん?誰だ?」
ボコッ!
「ぐわっ?!」
「なっ?!」
聖輝「…?!」
