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Everlasting Love

第8章 入学式



黒い帽子にマスクをつけた男性が一人のチャラ男を殴り飛ばした。


「てめぇ…!!」


「……。」


「殺るのか…あぁ?!」


「…チッ…」


「こいつ…!!ぶっ殺す!!」


「おらあぁーっ!!」


聖輝「あっ危ない!!」


ドカッボコッバキッ!!


「ぐはっ!!」


「ゔっ…!!」


聖輝「あっ…」


黒い帽子とマスクの男性は一瞬にして2人のチャラ男をボコボコにした。


「……!!」


「ひっひぃ!ごっごめんなさい!!」


「にっ逃げろっ!!」


2人のチャラ男は慌ててその場を離れた。


聖輝「あっあの…助けてくれてありがとうございました…」


「……。」


聖輝「あの!その…何かお礼させて…」


「家はこの辺?」


聖輝「えっ?」


「送るよ。危ないから。」


聖輝「えっ、そんな!大丈夫ですよ!助けてもらったのに…家まで送ってくれるなんて…」


「……。」


聖輝「えっと…お礼がしたいので…お名前だけでも…」


「…お礼してくれるなら…きみを家まで送らせて。」


聖輝「えっ…」


「心配なんだ。きみのことが…」


聖輝「……。」

何だろう…急にドキドキしてきた…

「ダメ…かな?」


聖輝「いっいえ…お願いします…」


「よかった。じゃあ行こっか。」


聖輝「はっはい…」


僕は黒い帽子とマスクの男性と一緒に僕の家まで歩いて帰った。




聖輝「このアパートが僕の家です。」


「そう、オートロックなんだね。」


聖輝「はい。あの…本当にありがとうございました。僕なんかの為に…」


「いいえ、どういたしまして。じゃあね。」


聖輝「あっあの!」


「んっ?」


聖輝「お名前だけでも…教えて…くれませんか…?」


「……。」


聖輝「あの…嫌だったら…いいんですけど…」


「……さき……」


聖輝「えっ…?」


















































相葉「相葉…雅紀…です。」


聖輝「えっ…??!」

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