テキストサイズ

Everlasting Love

第47章 神風黄色さんのお誕生日会



櫻井「そういえば聖輝くんからのプレゼントまだだったよね?」


聖輝「あっいや……」


二宮「何よ?来た時でっけぇ紙袋持ってただろ?」


村上「おい、プレゼントは気持ちや、値段ちゃうから。」


安田「そうやで、お金じゃなくて気持ちが大切やで?」


聖輝「はっはい…」


横山「こいつ…今度は何用意したんやろ?」


大倉「ヨコにはおしゃべり人形、俺にはお菓子のリュックやったもんね。」


聖輝「じゃあ…これ……」


二宮「でけぇな……」


俺は涼野からプレゼントを受け取り、包装紙を取り除いた。


大野「ん?何だそれ?」


二宮「……。」


聖輝「あっあの!それ……マナー鍋です…」


二宮「は?」


松本「それって…おもちゃ?」


聖輝「はっはい!これ…お箸を上手に使う為のおもちゃで…こうおでんの具をお箸で掴むんです。」


村上「へぇ…今のおもちゃってこんなんも売ってるねんな…」


錦戸「お茶碗までついてる…」


相葉「あひゃひゃ!可愛い〜!」


大野「ん?まだ何か入ってる。」


丸山「えっ何ですか?それ。」


安田「トースト…?」


聖輝「トーストのトランプです。」


相葉「えっ?!トランプなの?!」


横山「うわっ!いろんなトーストの具がプリントされてる!」


安田「本間や!わぁ〜すごい!」


渋谷「さすが涼野…ユーモア差は満点やな!」


聖輝「えへへっ、二宮さんゲーム好きだって聞いたので。」


二宮「……。」


聖輝「あれ?二宮さん?」


二宮「あっいや…この年になってこんなお子様向けのゲーム貰うとは思わなかったから…」


聖輝「もしかして…いらなかったですか…?」


二宮「えっ?あっいや……」


相葉「ちょっとニノ!せっかく涼野くんがプレゼントしてくれたのに!」


大倉「そうやそうや!」


渋谷「トーストのトランプなんか一生お目にかからへんもんやぞ?!」


大野「いらねぇだろ、これも。」


聖輝「えっ?!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ