『さちこ』
第2章 時の魔女
「しっかりと今を生きながら、55歳本来の若さを望むのなら、それは叶う。だいたい、お前より6つも年上の佐知子がお前より明らかに若々しいだろう。お前が年齢相応の老け具合じゃないのは一目瞭然じゃ」
「ついでに言うとな、佐知子も本来の61歳よりは若干老けている。今の世の中、年齢相応の若さのやつはなかなかおらん」
「……。」
「でも、まぁ、佐知子はそこそこ優秀なほうじゃ。あれで65歳ぐらいかな。実年齢プラスが5歳未満でおさまってるやつはなかなかおらん。ちなみにお前はな…110歳相当ぐらいだ」
「…実年齢の倍って…そんなのほとんど化け物じゃないか」
「だから寝たきりなんだ、お前は。本来、55やそこらで寝たきりになるなんておかしいだろ?」
「ついでに言うとな、佐知子も本来の61歳よりは若干老けている。今の世の中、年齢相応の若さのやつはなかなかおらん」
「……。」
「でも、まぁ、佐知子はそこそこ優秀なほうじゃ。あれで65歳ぐらいかな。実年齢プラスが5歳未満でおさまってるやつはなかなかおらん。ちなみにお前はな…110歳相当ぐらいだ」
「…実年齢の倍って…そんなのほとんど化け物じゃないか」
「だから寝たきりなんだ、お前は。本来、55やそこらで寝たきりになるなんておかしいだろ?」