無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

うう、殴り倒したいけど、そんな事したらコイツが喜ぶだけだ……。

私はスタスタと家の前に立ち、鍵を差し込む。

がちゃり。

開いたドア。その中へ踏み入れようとすると――……。


「未琴ちゃん！
ちょ、ちょ待って！
分かってると思うけど、オレも部屋に入れてよ？！」


……wat？

まだ邪魔をする変態君を睨み付ける。


『分かってると思うけど』？

『部屋に入れてよ？！』？


バカだ。
コイツはウザがられているのが、わからないらしい。


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