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「変態、消え失せろ。」

第2章 「変態は撲滅されたらいい!」



「―――は?」


いつから私と変態は
彼 氏 彼 女 の関係になった?

いや、むしろ他人、ヤクザと一般人くらいの差があると思うけど。

私はドアをバタンと閉めた。
向こうでぎゃあぎゃあと騒いでいる気もするが、無視。

これ以上此処に居られると、邪魔だ。

だって、あの人が来るのだから。


「変態、私彼氏いるから」


インターホン越しに言うと、何故か静まり返る。

まあ、うるさくなくていいかな。

玄関を離れ、二階にある私の部屋へ向かう。


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