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「変態、消え失せろ。」

第2章 「変態は撲滅されたらいい!」



さっき玄関にあの人の靴があったから、多分居る。

部屋のドアの前に立ち、ゆっくりのぶを回すと。


「―――あ、お邪魔してるよ」


やっぱり優しい笑みを浮かべた彼が居た。

それに自然な笑みを返すと、ソファーを叩きながら「おいでおいで」をする彼のもとへと急ぐ。


「絢くん」

「ん?」


ソファーに腰掛けるとにっこり笑む彼。

あー、落ち着く。


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