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「変態、消え失せろ。」

第1章 「切実に願う。消えろ!!」



そして、そのかわうい猫の本を読み終わる。

実にかわうい。
とてもかわうい。

私は満足したので、図書室から出ようとする。



「あんれー?」

「ふぁ……ッぁっ、ん……?」



でも見つけてしまった。

ヤっている現場を――。


焦げ茶色のサラサラした髪。
しかも多分カラコンを付けている。こっちも茶色。

これだけでも、チャラい。


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