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Sサイド



少しづつ息遣いが荒くなる。
顔を傾けて、潤の動きにあわせる。


潤は体を硬直させている。


潤は体を離そうとしている。


俺は離すまいと、さらに強く抱きしめた。



優しく髪を撫でながら、俺は少しずつ舌を、潤の口中に進入させていった。舌を絡め合う。潤も少しずつそれに合わせて、返してくれている。


それを感じると、緊張しながらも、ゆっくりと潤の唇を離した。


潤「キス。。。なんで。。。？」




何も言えず、俺は潤を抱きしめた。